社会福祉法人成光苑

成光苑では、災害発生時には復興支援のためにスタッフの派遣や義援金の寄付等を積極的に行うとともに、福祉避難所としての登録や、日ごろから防災対策として、地域と合同での訓練を実施しています。

災害発生時には、高齢者全施設が福祉避難所として開設し、災害時被災者の受け入れができるよう備蓄品を整備する等、体制を整えております。
また、京都の施設においては、京都府災害時要配慮者避難支援センターの取り組みに参加する等、福祉避難サポートリーダー養成研修を受講し、日ごろから災害発生時に備え、スタッフの育成にも積極的に取り組んでいます。

平成23年に発生した東日本大震災等、大規模な災害が発生した際には、義援金や物資等の寄付だけでなくスタッフを現地に派遣し、復興に向けた支援を行っています。
また、京都府では、災害時の避難所において、避難生活を送る上で想定される要配慮者の体調や心身状況の悪化などの二次被害を防ぐため、平成26年度に福祉専門職で構成するチームが編成され、成光苑からも、担当スタッフが京都府災害派遣福祉チーム員（京都DWAT）として研修を受講しております。チーム員は、災害時には避難所で福祉的な目線で現地の方々に寄り添った支援を行うほか、平常時から他府県の防災訓練にも参加する等、災害時に備えた活動を行っています。

施設内での定期的な避難訓練等に留まらず、地域の自治会等と協働した防災訓練を継続的に実施する等、日ごろから、災害発生時に備えた訓練を地域の方々とともに行っています。

京都北部の降雪量の多い地域では、通学路等、施設近隣の生活道路の除雪作業の支援を行い、地域住民の日常生活の支援を行っています。

地域の方々が気持ちよく暮らすことができるよう近隣の公園や道路等の清掃活動を定期的に実施しています。
地域の一員として、清掃・美化活動に積極的に参加しています。

保育施設では、子どもたちにエコ育を実施しており、環境の大切さを保育の中で伝えるとともに、エコキャップ運動やグリーンカーテンの栽培等の活動を実施しています。
また、地域の小学校等とも連携し、資源回収等の環境支援活動も行っています。